アウトプットのコツをつかんで子どもの学習にも応用したい!「アウトプット大全」を読んだ

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読書

こんにちは、ワーママpicaco(@wmpicaco_)です。

日頃からアウトプットの大切さには気がついてはいるものの、なかなか思うように実行できない、ということで話題の「アウトプット大全」を読んでみました。自分自身のアウトプット意欲が高まるだけでなく、母親としては子供の学習や教育という面でも参考になる本でした。


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1 アウトプットの比率を高める&フィードバックが大事

「アウトプット大全」によると、インプットとアウトプットの黄金比率は3:7 であるとに対して現実的にはほとんどの人がインプット過剰。
確かに自分自身を振り返ってみてもどんどん本を読んだり、twitterやvoicyで情報摂取ばかりしていて、圧倒的にアウトプットよりもインプットの量のほうが多いという感覚。
本を読んだらブログにまとめようと思いつつも読んだ全ての本をまとめられているかというと、そんなことはなく1/4程度しかできていない。
アウトプットの量をインプットよりも多くして、さらに3:7とはかなり意識しないと難しい配分のように思う。ブログ以外にもtwitterでの発信、人に話すこと、自分なりにメモやノートにまとめること、それなりの時間の確保も必要だけれど意識して実行していきたい。

 

ちきりんさんが言っていた、「メモるべきはインプットではなくアウトプット」というのにも憧れるけれど難易度高そう。できるようになりたい。

 

子供の学習という観点で考えてみても、先生の授業を座って聞いているだけではいくら時間をかけても身につかないというのは経験上もわかる。勉強でのアウトプットといえば、とにかく自分で問題を解くこと。振り返ってみても自分自身も、問題を解いて解いて解きまくって受験を乗り越えたように思う。(ただ本当に身につけてほしいのは受験を乗り越える術ではなく、もっと実用的なスキルではあるが、それも同じこと)

 

それに「人に教えること」が最強のアウトプットだというのも意識して実践していきたい。人に教えるとなると自分自身の理解の振り返りにもなり、中途半端でわかったような気になっていたことも実はわかっておらずに改めて学習したり、と学びが多いことは実感した経験がある。
子供が素直に聞くかどうかは別として..学習したことを親に教えるつもりで説明してもらう、というのもよいかもしれない。または上の子に下の子の勉強を教えさせるとかもできたらよいのだが。

 

さらに、アウトプットの後にフィードバックをすることが大事。フィードバックとは、失敗/成功の原因、理由を振り返り、やりっぱなしにしないこと。アウトプット+フィードバックのセットが大切らしい。これを限られた時間の中でいかにやるかが課題。

 

2手書きの効用

手書きとタイピングでは、手書きで紙に書くほうが、より記憶に残りやすく勉強効果が高いことが明らかになっている。」らしい。手書きで文字を書く機会が少なくなって久しく、字も以前にも増して上手くかけなくなってしまった。子どもたちはこれから手書き不要の世の中で生きていくのでは?とも考えられていて、最近はタブレット学習などもよく聞くが、やはり記憶の定着や理解には手書きが良いと聞くと、子供の通信教育も手書き方式にしておいてよかったと思う。

 

関連記事:

 

本には「落書き」についても初めて知ることが書かれていた。
落書きは決して悪いものではなく、記憶力や想像力を高めるもの
・かわいいイラストやハートマークを描いたりすると、それだけで感情が刺激され、記憶が強化される
・落書きは思考の手段であり、情報処理方法や問題解決方法に影響を与える

 

そういえば昔よく、学校の授業中にノートに落書きをしていたなぁ…と思い出す。授業に集中せずに落書きは完全に悪いことだと思っていたが、落書きにこんな効用があったとは。子供のノートに落書きを見つけた時に、間違っても頭ごなしに叱ったりしないようにしておこうと思った。

 

3 アウトプットの方法についての学び

「構成と時間を決めてから文章を書くべき。2倍の時間をかけても2倍のクオリティにはならない。」とのこと。構成を決めてから書くのはなんとなくやっていたが、時間までは決めていなかった。例えばブログを書いていても、いつも次の予定ギリギリになって焦っている感じ。始めから時間を決めてしまったほうが効率的だということで、ぜひ実践したい。

 

PCの日本語辞書をデフォルトのMS-IMEからGoogle 日本語入力に変える」これはすぐに実行した。確かに変な変換がなくなった!会社のPCもこれに変えてしまいたい..がインストールが制限されていてできないかも。

 

以下の文献引用の知識についてもメモっておきたい内容。信頼できる情報はネット検索より本から、というのは理解していたけれど、ネットでもある程度文献に相当するような情報が効率的に得られるというのは知らなかった。
例えば子供の自由研究のような機会にも、親がこういった知識を持っているかどうかでアウトプットのクオリティが変わってくるであろう。

 

(以下本から学んだこと)
自分の考えを裏付ける論文や資料を探すときにGoogle検索するのは愚の骨頂
・論文だけを検索できる、グーグルスカラー
・書籍内の全文を対象に検索できるグーグルブックス(全文読めるわけではないので引用元のあたりをつける

 

もう一つ。アウトプットをして人々の共感を得たい場合に覚えておきたいことは以下の内容。
人は夢や理想に共感しやすい。目標は現実的で、それを語っても勝手にやれば、となってしまう。
夢や理想を語るのって難しいけれど、スラスラと語れるようになれたらいいなと思いながらこれからがんばってアウトプットに励むつもり。

 


本の随所にこんなふうに図解が入っている点もわかりやすくて、あっという間に読めてしまう本でした。

「インプット大全」も気になっているので読んでみるつもりです。

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【2019年1月追記】「インプット大全」も読んでブログにまとめました↓

関連記事:「インプット大全」を読んで実践したいと思ったこと

 

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wmpicaco

2人の子どもを育てるアラフォーのワーキングマザー。転職経験なしの会社員。自分が本当にやりたい仕事はなんなのか?を模索しながら暮らしています。 詳しいプロフィールはこちら
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