ホリエモンの「健康の結論」を読んで行動しようと思ったこと

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読書
こんにちは、ワーママpicaco(@wmpicaco_)です。

 

ホリエモンが200歳まで生きる!と言って予防医療に関わる活動をしていることは、ネット記事などで見かけたことがあり、私も自分や家族が健康で長生きできたらいいと思うので前からなんとなく気になっていました。

 

そんな中、ホリエモンがドクターたちに取材し、見聞きしてきた実感から重要だと思った「防げる死を防ぐ」方法を診療科を横断し、できるだけ専門用語を使わずに解説してくれている本「健康の結論が出ていると知り、彼の本ならきっとわかりやすくまとまっていると思ったので読んでみることに。
期待どおり、読みやすく学びがあったので今回はその内容をまとめます。
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1 心臓突然死を防ぐ

心臓マッサージやAEDの大切さはこれまでも知ってはいたものの、具体的な統計上の数字で、きちんと理解したのは今回が初めてで、改めて救命の手法を学ぶべきだなと思った。
またこのことはもっと広く知られてほしい。確かにAEDの設置件数は増えている用に感じるけれど、使い方を理解している人、いざとなった時に使える人は、ほとんど増えていないのではないかと思う。

 

・突然の心停止を目撃した場合、救急隊の到着を待ってから救命行動をおこなったのでは約9.2%の人しか救命できない。

 

救急隊がくる前に心臓マッサージができれば16.1%、さらにAEDを使って電気ショックをおこなった場合の救命率は54%の人を救うことができる。

 

・一般に1分経過するごとに約10%、助かる確率が下がってしまう。

 

また、「心停止直後の人には、けいれんや、死戦期呼吸と呼ばれるゆっくりとあえぐような呼吸、が見られる場合がある」という知識も非常に重要だとわかった。

 

2011年に埼玉の小学校で、駅伝の練習中に突然の心停止で亡くなった桐田明日香さんの例が取り上げられていて、小学生の子どもがいる私にとっても人ごとではないなと感じた。
このケースでは、前述の「死戦期呼吸」が見られてまわりの人達が呼吸があると勘違いしてしまい、AEDを使わずに救急隊を待ってしまったようだ。
少なくとも保育や学校関係者などは全員必須で正しい知識を持ち、また可能な限り定期的に救命講習を受けておくべきではないかと思う。

 

ずっと健康で元気に普通に暮らしている人間であっても、大人でも子どもでも、いつ何があるかわからない。

 

私もこれを読んで、今後以下の行動を起こそうと思った。

 

・AEDマップのアプリをiPhoneにインストール
・AEDの使い方の講習会を受ける

講習会については「AED講習 市町村名」で検索したら住んでいる市町村で実施している講習を見つけることができて、費用も1000円程度で受けられるようなので機会を見て受講してみたい。

動画や資料ベースでの知識だけではなく、対面の講習を受けておいたほうが、いざとなった時に、自信を持って行動に移せそうだなと思う。

 

2 がん予防

がんの検診や予防についても、なんとなく少しだけ耳にしたことのある程度の知識が、わかりやすく解説されていて勉強になった。

 

日本人のがんの約25%は細菌やウィルスによる感染症が原因といわれている。

 

・例えば胃がんはピロリ菌の感染が主な原因で検査で早期に感染がわかれば薬で除菌治療することができる。

 

・子宮頸がんのHPVワクチンもHPVの感染予防になる。ただし、これはすべてのHPV型が防げるわけではない。検診と併用するべき。

 

・大腸がんはほとんどがポリープからうまれる。たとえポリープが見つかっても、実際にがん化するには数年かかる。そのため最低でも2年に一度、できれば毎年便潜血検査を受けておけば手遅れになるようなことはまずないと言ってもいい。

 

私は会社の健診で40歳以降にピロリ菌と便潜血検査はあるので、結果は注視していこうと思う。

 

子宮頸がん検診についても、私は既に毎年受診している。
HPVワクチンは娘が対象年齢になった時に受けさせるかどうか、かなり悩ましいと思っていた。やはり、副反応の出てしまった方の声などを見ていると怖い。確率が低いとは言っても、我が子がそうなったら絶対に後悔する。
この本では全面的にHPVワクチン接種を薦めているのかな?と思っていたけれど、全て防げるわけではなく検診との併用が必要との書き方だった。少なくとも検診だけは娘にも定期的に受けさせたいなと思う。

 

3 脳梗塞の初期症状を知る

突然、亡くなる方の死因としてよく聞く脳卒中についても、漠然と怖いイメージがあっただけでよくわかっていなかったけれど、この本を読んである程度の知識をつけることができた。

 

脳卒中とは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の総称。
脳梗塞は発症後4~6時間以内に治療できるかで生死がわかれる。

 

そして、保険は効かないが脳ドッグでは動脈瘤を見つけることができる。
また、「一過性脳虚血発作」といって一時的に(5~10分程度)症状が出て消えることがある。治ったと思ってほうっておくと1、2割の人は数日以内に脳梗塞になる。

 

・突然の(バットでで殴られたような)激しい頭痛、
・手足の脱力、しびれ
・視野の異常
・バランスの異常、うまく歩けない
・言葉の異常、ろれつがまわない

 

この、初期症状の知識があるかないか、は突然の死を防げるかどうかが分かれるかなり重要な要素だと理解した。

4 歯周病について

一見、命に関わるようなことではないのかな?と思っていた歯のメンテナンスについても、実は健康にとって非常に重要なことなのだと初めて知った。

 

・歯周病は悪化すると口腔内の不調ばかりか糖尿病や心筋梗塞、脳卒中など全身の疫病につながる恐ろしい病気。

 

・最近では認知症や乳がん、流早産との関連も指摘されている。

 

・最低でも半年に一回は歯科に行ってクリーニングしたほうがいい。

 

私も定期的に歯医者には通っていたけれど、産後なかなか余裕がなくて、数年に一回のペースになってしまった時期もあった。虫歯も多いほうだし、歯石も溜まりやすいようで歯の健康にはあまり自信がない。今後、もっと真面目に歯医者に通おうと思った。

 

また、子どもたちにも歯の病気は他の病気にもつながるということ、また歯のメンテナンスの大切さをしっかり伝えていきたい。

 


自分や身近な家族が健康でいられるように、できる限りの知識をつけておきたい、と思う方はぜひ一度読んでおいて損はないと思います。
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wmpicaco

2人の子どもを育てるアラフォーのワーキングマザー。転職経験なしの会社員。自分が本当にやりたい仕事はなんなのか?を模索しながら暮らしています。 詳しいプロフィールはこちら
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