息子に3歳半からピアノを習わせて一年半で挫折した話

こんにちは、6歳の息子と3歳の娘の二児育児中のワーママpicaco(@wmpicaco_)です。

 ピアノは脳の発達にもよく、算数的要素や発表会への取り組みなど、子供の成長にとってきっとプラスになるはず。何より私自分が4~23歳ごろまで長い間ピアノを習っていて、ピアノが好きだったし、男の子でピアノが弾けるのってかっこいい!という個人的なイメージもあって、息子が3歳になったころから、習わせることを考え始めました。
そして3歳半から近所の個人教室でレッスンを始め、息子の意欲を引き出そうと様々な試みをしてみたものの、前向きに取り組むことはほとんどなく、無理やりピアノに向かわせる状況が続いてしまったので、結局一年半でやめる決断をするに至ったので、今回はその経緯をまとめてみます。

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1 教室選びと始めた時期

 私自身は4歳からピアノを20年以上続けた。その経験からも、遅くとも就学前には習わせ始めようと考えており、年少の学年から習い事を始めるお友達が増えてきたこともあり、検討を始めた。
通いやすい範囲で選択肢は3つ
ヤマハ音楽教室(集団指導)
オンピーノ(出張指導)
・個人教室

 自分が個人教室出身なこともあり、なんとなくマンツーマン指導が希望だった。ヤマハは姪が通っていて、集団指導であること、楽譜から入らず耳で聞かせて覚えて弾かせるやり方であることを聞いて、できれば楽譜を基礎から教えてもらい、きちんと読めるようにさせたいなと思っていた。
オンピーノは送り迎えの手間がないので魅力を感じていたが、問い合わせたところ、担当できる先生の空きがないとのことで、残念ながら体験すらできなかった。
 近所に個人教室がないか調べたところ、自宅から徒歩5分の距離に先生を3人ほど所属している個人経営の音楽教室を見つけ、見学に行った。息子の意欲があるわけでもなかったことから、始める時期を悩んでいることを伝えると、
「子供には気分の波もあるし、この時期の習い事は親の意志です。」
ときっぱり言われ、始める時期に関しては、
「3歳すぎたら早い方がいい」
とのこと。経営者の先生は、大手教室での指導の経験から個性に合った指導ができないもどかしさを感じて個人教室を開講したという点や、音符の考え方を基礎からしっかり教えるという方針にも魅力を感じて、3歳半からその教室に通わせることに決めた。

2 習っている時の様子(1人目の先生)

 30歳前後で教室内で1番若い女性の先生が息子の担当になった。レッスン時間は平日の保育園帰りの17:30-18:00。当時1歳の下の子もやむおえず連れて行くことになった。
 人見知りの息子は始めは先生の問いかけにもほとんど応じずピアノの椅子には座ろうともしないじっとしていることも出来ず椅子によじ登ったりグランドピアノの下に潜り込んでみたり、下の子とママの膝の上の取り合いをしたり。それでも先生は息子の気を引かせようと、色々な対策を実行してくださった。

・お手製のカラフルな音符カードでゲーム感覚で楽しませる。
・好きな塗り絵を持ってきて、先生がピアノを弾いたら塗る、ピアノが止まったら塗るのをやめる、という遊び
・息子のリクエスト曲を先生に弾いてもらって歌を歌う
・息子のリクエスト曲を先生が聴音で即興で弾く

など。しかし、どれもことごとく乗らない息子。レッスンにならない日が続き、
「習わせている意味がない」
「このままではレッスン料が無駄に…」
といった思いがチラつき私もイライラしてしまいがちだった。
 3ヶ月以上そのような状態が続き、息子がピアノの椅子に座るところにもたどりつけないままだった。先生にお気に入りの戦隊モノのテーマソングを弾いてもらおうと、聴音のためにiPhoneでYouTubeを開く機会が多くなっていた。ある時、息子が勝手に先生のiPhoneを見始めるという出来事があり、私がキツめに息子のことを叱ってしまった。するとショックを受けた息子はその場でなんとお漏らしをしてしまったのだ!怒られショックからのお漏らし、は家でもたまにあったので、私は慣れていたが先生はそのような事態に慣れていなかったようで、驚かせてしまった。
 この出来事を機に、先生のほうが自信喪失してしまったようだった。何回か同じ状況でレッスンを続けたあと、先生から、
「〇〇くんは私と目も合わせてくれず、この状況で無理やり続けさせることでピアノが嫌いになってしまうことが心配。少しお休みしてみるのもよいのではないか。」
との話があった。この時点で私は、
「子供の意志は関係ない。ピアノには利点がたくさんあるから早々に始めるべき」
というのがこの教室の方針ではなかったのか?ギブアップされてしまった!
と多少の憤りを感じていた。ただし、先生が自信喪失されている様子が伝わってきていたので、先生に対しては申し訳ないと思っていた。この年齢の子供への指導経験はあったようなのだが、一定の取り組みで本人の気分も乗ってきた子が多かったようだった。
 幼児を指導するスキルと、ピアノの技術力は全く別物で、この状況では幼児に対する指導スキルを持った先生でないと前には進めない、と感じた。

3 習っている時の様子(2人目の先生)

  経営者の先生に相談した結果、経営者の先生自身が息子を教えてくれることになった。時間帯も土曜日の午前中に変更。疲れて眠くなる時間帯を避け、下の子も連れて行かずに済む状況を整えた。
 この2人目の先生の子供への対応力は高く、息子も先生の話を多少は聞くようになっていった。少しずつではあるが、音符も理解し、ピアノの前に座って弾いたり、聴音でドとレの区別がつくようにもなった。
 毎回、音符を書く宿題とピアノを弾く宿題が出て、毎日家でも宿題をするようになった。保育園から帰り、夕食を済ませた後、ピアノの宿題をやったら好きなテレビ番組を見られる、というルールにした。毎日、気が乗らない息子を無理やり宿題に向かわせ続けた。ピアノは家で毎日練習することが大事。それは自分の経験からも先生の指導からも理解していたからだ。なんとか習慣化してはきたものの、夕食後にはピアノの宿題に向かわせることに必死になる日々だった。
 相変わらず息子のピアノへの姿勢は、前向きにはならなかった。2人目の先生も真摯に私と一緒になって対策を考えてくださり、

・レッスンが終わったら飴のごほうび
・「△△ちゃんだけ宿題をやらなくてズルい!」という息子の反応をふまえて、下の子(当時まだ2歳)も一緒にレッスンを受け、宿題を出すという体裁を取る

といったことを試してくださった。
  教室では「基礎からきちんと教える」方針に従い、教本に従ってきちんと音符を理解して読んでから、ピアノを弾くことを教えてもらった。耳で覚えて弾くことを避けるためか、子供が知っている曲は教本には一切出てこなかった。しかし私としては少しでも息子にピアノを弾ける喜びを感じてほしくて、「かえるのうた」「ちゅうりっぷ」など、簡単でわかりやすい曲の楽譜を書いて、息子に提案した。ここに来て、やっと「かえるのうた」が弾けるようになった息子を見て、私も嬉しかったし、息子も瞬間的には嬉しそうだった。

4 辞める決断をした理由

5 今の考え

 確かにピアノは前向きに取り組みことができれば、子供の成長にとってプラスの要素が多いと今でも思っている。自分は子供の頃、親に毎日の練習を強要されて嫌だったけど続けてよかった、という経験もある。しかしそれは、ピアノの魅力をわかっていて弾くこと自体は楽しめている、という前提があった上での、「練習が嫌」だった。息子の場合はその前提が全く感じられなかったのだ。
  5歳になった息子は現在、何も習い事はしていない。体を動かすことが好きなので、しばしば、体操や水泳、サッカーを「習う?」と勧めてはみるものの、「習わない」との回答なので様子をみている。元々、幼児期は幼児教育・早期教育よりも十分に遊ばせることを大事にしたいという考えなので、息子自身が興味をもって熱中できることが見つかったら、習わせていこう、と考えている。
 下の子にも、一旦はピアノを勧めてみようと思っているが、本人の「興味の芽」をしっかり観察しながら、習うかどうか、そして続けるかどうか、を見極めていきたい。

子供の習い事の選択や、やめ時って難しいですよね。私の経験が少しでもどなたかの参考になれば、と思います。

電子ピアノの購入を考えている方には、オンラインでも買える石橋楽器店が品ぞろえが豊富でした。中古の電子ピアノが売っているのも魅力。子供がピアノをきちんと続けるかわからないうちは、中古の電子ピアノからはじめて、しばらくしたら本物の良いピアノに乗り換えるのもよいと思います。

【2019年9月追記】

息子がピアノのレッスンをやめてから1年半。今度は下の子が4歳になり、ピアノを始めることになりました。あわよくばこれをキッカケに息子がピアノをやりたくならないかな、と期待していたのですが、始めは「俺はやらない!」の一点張り

娘に4歳からピアノを習わせてみた記録

しかし、娘がピアノを初めて2ヶ月ほど経った頃。毎日宿題をやる娘の姿を見て息子が「俺もピアノやる」と言い始めたのです!でも、先生のレッスンを受けるのは嫌だとのこと。そこでしばらく、私が家で毎日息子にも練習をさせてみることにしました。

あれだけイヤイヤやっていたレッスンでしたが、やらせてみるとド、レ、ミの聴音もできているし、ピアノを弾く手の形も整っていて、音符もなんとなく読めていたりと、身についていることもあって習わせていたことが無意味ではなかったのだと実感。それに、字が読めるようになり、教えたことの理解も早いのでだいぶ当時より楽だと感じています。

このまま続けられるかどうかはまだわかりませんが、また興味を持ってくれたことは嬉しいです。変化があればまた経過を追記していこうと思います。

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保育園に通う2児を育てるワーキングマザー。新卒から10年同じ会社に勤め、仕事はお金のためだとしか思ってこなかった。産後、我が子と離れて過ごす時間をそんなふうに使うのはもったいないと思うように。仕事について、やりたい事について、模索中。詳しいプロフィールはこちら