小1息子の算数で「足し算の順序問題」が発生した話

ワーママpicaco(@wmpicaco_)です。

小1の息子がある日持ち帰った算数のテスト問題。単純な足し算の「式」に×が付いていて「答え」の欄は○。先生に×の理由を確認すると「式の数の順序が逆だから」という回答でした。

最近「掛け算の順序」問題が話題なのは知っていたけれど、足し算もなの?どう考えても私には×とは思えない問題文でした。これにまつわる私の対応をまとめます。


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1 問題文と息子の回答、先生の採点

息子から見せられたのは、以下のような問題と採点結果。え?これ×なの○なの?と一瞬判断できずによく見ると、「式・答え 各10点」と説明がある中10点引かれていたので×の判定だとわかった。

問題文を読んでみてもなぜ×なのかピンとこない。この時すぐに思い浮かんだのが「掛け算の順序」問題… いやでもこれは足し算だし。文に「大人がいるところに子供があとからやってきた」という時系列があるならまだしも、それもないし。私の頭がおかしくなったのか?と悩む。


「これなんで×なの?」と息子に聞いてみたところ、「わからない…合っているように思ったんだけど×になっちゃったの。」とのこと。

本来は本人に先生に聞きに行かせるべきだ、と考えたけれど、先生がどんな説明をするのか不安だった。我が子が大した理解力があるとも思えず、(もし順序が逆、などという説明を先生がした場合)言いくるめられて帰ってくるのが目に見えた。

ちょうど翌週に個人面談を控えていたので「ママもなぜ×だかわからないから先生に聞いてこようかな?」と言うと微妙な表情の息子… 聞いてきてほしいわけでもなさそうだった。それもあって、この時点では実際に親の自分が聞いてくるかどうか迷っていたけれど、twitterに投稿したところ、やっぱりこの採点はおかしい、聞いてみてもいいと思う、という反応をいただいたのもあって、一応聞いてくるか、という気持ちになった。

2 先生への質問と回答

個人面談で息子の学校生活の様子などを聞き、そろそろ予定された時間が終わろうかという時、おもむろにバッグからテスト用紙を取り出す私…(このあと、話が紛糾してしまったのでもっと早く切り出せばよかた。あとの方の時間を押してしまい申し訳なかった..)

私:「あの、素朴な疑問があるのですが…」

  「この式が×なのは、順序が逆だからでしょうか?」

先生:「そうです!(キッパリ)」

がーーーーーん。たぶん、私はやっぱりちょっと期待して聞きに行ったんだと思う。一瞬で伝わって「すみませんでした、確かにこれが×なのはおかしいですね。」となる案件なのではないかと。しかし、その後も先生が主張を変えることはなかった。

「採点がおかしいと思ったから抗議しに来た」という印象で捉えられたくなかったので、「式の順序が逆でなければならないとすると、私はその理由が理解できずに子供にうまく説明できなかったので先生のご指導内容を伺いに来た」的なスタンスで行ったところ、その演技が功を奏したのか、先生は「教育のことをご存じないお母様に教師として説明してさしあげましょう」という話しぶりだった。(多少大げさに言ってます。)

先生の話は以下の通り。結論から言うとまともな会話が成り立たず。

(なお、カッコ()内はワーママpicaco心の声)

先生:「大人が6人います。子供が9人います。」という問題文だから6+9でなければならない。

私:「指導要領のようなものに書いてあるんでしょうか?」

先生:「書いてあります!」

私:「問題文に出てくる順でなければならないということですか?」

先生:「文の順序という教え方はしていません。引き算などになった時に支障が出るので。」

私:「ではどのように教えているのか?」

先生:「文の順序、という教え方はしていませんが、逆に書いてしまった子には修正させて指導しています。」

私:(ハ?なにを?)

先生:「でも〇〇くんは、これ間違っているのになぜ私のところに修正して持ってこなかったんだろう」

私:「どこが間違っているかわからずに聞きに行くのを躊躇したようです。本来、わからなければ質問しに行くべきだとは思っていますが」(話題をそらすんじゃねーよ)

先生:「それか、修正の時間がなくなったのかもしれません。修正の時間は5分と決まっているんです。100点の子は修正時間ずっと待っていなければならないので。5分過ぎたらあとは休み時間を使うことになっている」

私:(どうでもいい。100点でない子が100点の子に迷惑をかけていると言いたいの?)

「大人が先に6人いたところに子供が後から9人来たという文なら、なんとなく式の順にこだわる理由はわかるのですが、この問題文は始めから大人も子供もいたという文ですよね。」

先生:「そうですね… 子供が後から来たならわかりますよね。この文だとわかりづらいのはわかります。」(あくまで自分の主張は正しいが上手い伝え方が見つからないという様子。)

私:「この問題文からは、例えば右側に大人が6人いて、左側に子供が9人いる、という場面が私には思い浮かびました。そうすると右から足しても左から足してもいいですよね?」

先生:「そうですね…」「足す数と足される数、という考え方がありまして。子どもたち、ブロックを使って考えるんですよ」

私:(なに言ってんの?ブロックがどうしたんだよ!答えになってない!)

「そうなんですね、まだ私、このままだと子供にうまく説明できないです。」

先生:「では私、明日〇〇くんに説明します!この解答用紙預からせてください」

私:(ふざけんな変なこと説明してくれるな)

「それはいいです!もう大丈夫です!ありがとうございました!!!(解答用紙をしまいこむ)

このやり取りで15分ぐらい時間が押してしまった。もっと早く諦めて切り上げればよかった。面倒くさい親だと思われたように感じた。

正直、入学してから今まで担任の先生にはどちらかというと好印象を持っていたが、今回の件でだいぶ印象が変わってしまった。

私を納得させることができなかったのに、どのように子供に伝えるつもりなのだろう?「あなたの理解力が低いから、あなたは先生の説明が理解できない」というメッセージを子供に与えられてしまうのではないか、と直感し、絶対に避けたいと思った。

3 Twitterの反応

結局、先生から納得の行く答えは得られなかった。このモヤモヤ感をはらすべく、内容をtwitterに投稿。多くの反響があったが、ほとんどが私の納得できない気持ちを理解し、先生がおかしいと指摘するリアクションだった。

中でも驚いたのは、先生の「指導要領に書いてある」というのが嘘だったこと。(指導要領の話を持ち出したのは私なので、先生から主張したわけではないが。)指導要領って一般にも公開されていて確認できるものだと、初めて知った。参照先を教えていたただき確認したら、本当に書いてなかった。

他にはこんな反応や

こんな反応など。

「誰か私の納得できる説明を教えて」とツイートしたせいもあってか、一生懸命に先生側の「順序に決まりをつけなければならない理由」を伝えてくれる人もいて、そうではない派と議論になったりしていて、それはそれでありがたかった。

先生の回答に納得は行かないが、Twitterのリアクションを見ることで私のモヤモヤした気持ちは晴れていき、諦めがついていった。無理に先生を論破しても仕方がないと感じた。

幡野広志さんの著書にあった「学校とは理不尽さを学ぶ場所」という言葉も思い出した。

関連記事:幡野広志さんの「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」を読んで

4 息子への説明

私の諦めはついたとしても、息子にどう伝えるか?という問題がある。自分の中で整理して、これだという伝え方がまとまったら言おうと思っていたのだが、面談の日に学童に迎えに行った瞬間にどうだったか聞かれてしまった!

この時、まだ多少動揺していたこともあって、「先生よりもママのほうが算数得意だから、ママのほうが合っている!」みたいなことも口走ってしまったのだが、その言い方もどうかと思い考え直した。そして、息子に改めて伝えたのが以下の内容。

改めて解答用紙に花マルをつける、というのはTwitterコメントでいただいたアイデア。すごくいいなと思ったので採用させていただいた。

この説明に対して、息子はわかったようなわからないような微妙な表情。はっきりいって、きちんと伝わったかどうだかわからない。

でも、疑問を持つことの大切さ、疑問に思ったことをそのままにせず自分の考えで結論を出していくという姿勢が何かしら伝わっていけば良いな、今後もできる限りそのような働きかけを行っていこう、と思った出来事だった。


掛け算の順序問題はよく聞くが、足し算の問題も我が家以外にも起きていることなんだろうか?どなたかの参考になればと思います。


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保育園に通う2児を育てるワーキングマザー。新卒から10年同じ会社に勤め、仕事はお金のためだとしか思ってこなかった。産後、我が子と離れて過ごす時間をそんなふうに使うのはもったいないと思うように。仕事について、やりたい事について、模索中。詳しいプロフィールはこちら