食を大事にしたい人、食育にもおススメ『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』

こんにちは、ワーママpicaco(@wmpicaco_)です。

私は料理も好きだし、育児においては食育も大切にしたいと思っていて、そんな中で食への意識をより高められる、とてもいい本に出会ったので紹介します。本を知ったきっかけは森拓郎さんのvoicyで紹介されていたことです。

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1 主旨と小倉朋子さんについて

本では「食への意識を少し高めるだけで、着実に心が強くなり、人生を自分の姿にすることができる。食べる行為は、心を映す鏡である。」と述べられている。食べることは生きることの基本。私も、食はそれぐらい大事なことだと思っている。

なんとなく食べる、をやめる方法はたったひとつ。食への敬意を持つこと。」と一言でまとめられてはいるけれど、そのためには具体的にどんな行動をしていけばいいのか?食べる時のマナーからたたずまい、調理、ひとりでの食事の考え方について、などさまざまな面から解説されている。

著者の小倉朋子さんはフードプロデューサーで食のスペシャリスト。経歴を見ると本当にすごい人だ!と感心。

・幼いころから食が心の教育の場、という信念のご家庭で育ち、20年間毎日、夕食はお母様お手製のフルコースを食べていた。

・お父様の仕事の都合で海外の要人たちと一流店で食事を共にする機会も多く、歴史に裏打ちされた本物のマナーを実地で経験

・食とテーブルマナーの総合教室を主宰して毎月欠かさずやってきたけどまだ一度も同じ内容の授業を、していない。(それでも足りないほど食は深い。)

小学生の頃からフルコースを作ったり、アボカドグラタン、殻付きえびの豆乳クリームシチュー、鯛と赤カブの寒天よせなどを自分で開発して作っていた!

こんなすごい方が「半世紀の体験に基づいて」いて、ご自分自身が「効果を実感しているものばかり」と語っている内容をまとめた本を読めて嬉しかった。私が特に今後意識したい、子供たちにも伝えていきたいな、と思った内容をメモとして残しておく。

食育に興味のある方にはこちらもおすすめです。

2 五感を意識しながら食べる

——–以下、本の内容より———————–
野菜や果物を、五感を意識しながら、生のまま食べる。五感を鋭敏にしながら食べることで、「おいしい」を今までより強く感じることができ、「おいしい」ものを自分に与えているという意識が、自己肯定感を高めてくれる実感も得られる。
・じっと見つめる
・天然の香りをあえて能動的に自分から嗅ぐ
 (五感の中で記憶に残る時間がもっとも長いのが、嗅覚から得た情報。前に嗅いだのと同じ匂いを嗅ぐと瞬時に昔の楽しかった、切ないなどの感情と情景がよみがえる。これはプルースト効果とも呼ばれ、科学的にも証明されている事象)
・温度や食感を、敏感に察しながら口に含むと、ただ漫然と食べるよりもずっと物理的に、その存在を感じることができてびっくりする
・味付けせずに食べると野菜って素のままでこんなに味が深いんだと思う感慨深く思えてくる
・野菜の奏でる音を聞く
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「おいしい」が自己肯定感にまで繋がると、具体的に意識したことはなかったけど、言われてみれば確かに自己肯定感の一つの要素にはなっていそう。子供たちに「おいしい」を伝えるときにも、色や形などの見た目や食感ぐらいまでについては今までもよく話に出せていたと思うけど、香りや音などそれ以外の五感で感じることも言葉に出して伝えて行きたいと思った。
ここでは、「野菜や果物を生で」との内容だけど、他の料理を食べるときも同じように自分でもより意識して五感で感じていきたい。

3 洗練された食べ方

——–以下、本の内容より———————–
・指先ふんわり、を意識するだけでも、指先から余裕がにじみ出てくる。
・グラスを持つときも指を閉じると指も長く見えるし、グラスを丁寧に扱っている、心ある仕草になる。
・一口のサイズは、咀嚼してすぐ飲み込めて、いつでも相手の会話に答えられる分量。会話のリズムを崩さない分量こそが、美しい一口
・音、香り、目、など、おいしさを邪魔する五感のノイズを出さないように
盛り付けを大事にしながら食べる。例えばごはんは、ごはん粒を散らさずに食べるには、左手前から右奥へと一方向に食べ進めるのがコツ。
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食事をする時のたたずまいについては、私は全く自信がない。カラトリーは外側から使う、スープを飲むときは音を立てずに手前からすくう、食べ終わったらナイフとフォークは揃えて、などの知識は親からも教わってきたけれど、そういうことではない、「たたずまい」の大切さがこの本には書かれていた。
こういうことって、いざ大事な会食でいきなり実践しようと思ってできるものではない。普段からこのような動きができてこそ、いざというときにも自然にできるのだ…
書かれていた具体的なアドバイスを普段から意識して、子供たちのお手本にもなりたいものだ。

4 ひとりごはん

——–以下、本の内容より———————–
ひとりごはんを自分へのおもてなし、と考えて、毎食向き合う。ひとりごはんほど、目の前の料理に向き合えるチャンスはない
心の中だけでも、いただきます、ごちそうさまを言う。そうすると、食べられるってしあわせ、という気持ちにだんだんなってくる。
・ひとりごはんは、自分に問いかける場であり、五感のブラッシュアップするチャンスの場。そしてひとりの外食も堂々と楽しめる大人の心を育てる場でもある。
ひとりでも、ランチョンマットと箸置きを置く。いただく料理がさらにおいしく感じる。そして、自分自身を大切に思う感覚が増して、何気ない日常に凛とする感覚を覚えるはず。
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ひとりごはんは私も好きで、ひとりでの外食もいつの頃からか全く抵抗がなくなった。でもなんとなく、かなり適当に短時間で済ませたり、スマホで情報収集をしたり、他の考え事をしながら「時間の有効活用」的に使ってしまうことも多い。
これを読んで、ひとりごはんの時間についてもう少し丁寧に、大事な使い方をしたいと思い直した。ランチョンマットも箸置きも、家では使う習慣がなかったけど、箸置きぐらい使っていてもいいかな。

その他、
・割れたら悲しくなるほど愛おしい食器を持つ。
・食べるもの、食べる方法、食べる場所、などに変化をつけてみる。
などもすぐに実践していきたい内容でした。興味を持った方はぜひ、読んでみてください。
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保育園に通う2児を育てるワーキングマザー。新卒から10年同じ会社に勤め、仕事はお金のためだとしか思ってこなかった。産後、我が子と離れて過ごす時間をそんなふうに使うのはもったいないと思うように。仕事について、やりたい事について、模索中。詳しいプロフィールはこちら