個人経営の飲食店で導入したカード決済「楽天ペイ」

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飲食店経営

こんにちは、ワーママpicaco(@wmpicaco_)です。

私は2016年から約2年半、個人経営の飲食店の経営をリモートでサポートしていました。

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レジも持たない小さなお店でしたが、カード決済は絶対に導入するべき!と考え、飲食経営の右も左もわからない中、自分で調べて初めて導入したのが楽天のカード決済「楽天ペイ」。

今回はその楽天ペイについてまとめます。



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1 カード決済は絶対導入したい

カード決済は決済手数料がかかるため、小規模な個人経営の飲食店にとって、未だにあまり導入したくない、というイメージがあるかもしれないけれど、私は主に以下の2つの理由から、カード決済は開店当初から必須と考えていた。

自分が消費者として現金支払いが煩わしいと感じていて、カード決済ができないお店は残念なイメージがある。

・客単価が1万円を超えていて、客層的にもカード決済が好まれるだろうと考えていた。

実際にカード決済と現金決済を併用してみて、売上金額の75~80%ぐらいがカード支払いだった。経理処理を続けていくうちに、現金管理って本当に面倒で手間がかかることがわかり、できれば現金決済はやめてしまいたいと思っていたほど。

現金決済をしている限り、支払い時の現金のやり取りに加えて、現金を数えて、日々の入金、釣銭の用意、残高が合わない場合のチェックや帳尻合わせ…と面倒くささは枚挙にいとまがない。カード決済(やアプリ決済)だけしかしていなければ、そもそも現金を用意する必要もなければ明細もデータをwebサイトからダウンロードすれば簡単に管理できる。結局、現金決済をやめたいという願いは叶わなかったけれど…これからは日本もキャッシュレス決済が浸透して、現金支払いがなくなっていくことを期待している。

 

2 楽天ペイを導入した理由

カード決済は絶対導入する、と決めてはいたものの、どうやって?どういう仕組みになっているのか?全く知識がなかったので、調べるところから。調べてみると、「スマホ決済」というスマホアプリを使ってカード決済ができて、手数料が安く抑えられるサービスがあることがわかった。昔ながらの決済代行会社との契約だと小規模店の場合、目安として4~7%の手数料が取られるのに対して、スマホ決済だと3~4%程度。

手数料は数パーセントの違いでも小規模店には痛手なので、なるべく低く抑えたいことから、スマホ決済にすると決めた。スマホ決済の中からどれにするのがよいか?正直言ってよくわからなかったのだけれど、(スクエア、コイニー、Airペイ、楽天ペイなどがある)手数料はどれもそれほど変わらないし、企業として個人的に一番なじみのあった楽天が良いかな、というだけの理由で楽天に。

ちなみに楽天ペイの手数料はVisa、Mastercard、American Expressが3.24%、JCB、Diners Club、Discoverが3.74%。

3 導入の流れ

何事もやってみないとわからない!という考えなのですぐにWebサイトから必要事項を入力して申し込みを行った。導入には2段階に分けて審査が行われ(Visa、Mastercardの審査とJCB、American Express、Diners Club、Discoverの審査)、審査には無事通過。


スマホ以外に確実に必要なのが楽天ペイ対応のカードリーダー。これを楽天から購入。

カードリーダ―購入代金のキャッシュパックキャンペーンも継続的にやっているようなのでサイトを確認してみてください。)

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楽天ペイの利用ではプリンターは必須ではなく、お客様控えをメールで発行することができる。そうは言っても、お客様のメールアドレスを毎回確認する手間や、控えが不要だというお客様がどれだけいるかということを考えて、やはりプリンターで控えを出したほうがよい、という結論になったので専用プリンター+ロール紙も購入。

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スマホに楽天ペイ店舗アプリをインストールして、審査通過後に通知される手順に従って設定すれば、決済を始めることができる。

Webサイトの加盟店管理画面から、日次の売上金額や手数料、入金履歴を確認することもできるので、日々の売上管理も楽にできる。

4 使ってみた感想

使ってみた感想、といっても、私はお店に立ったことも実際に決済をしたこともなく、サービスの導入と必要機器の購入、導入後の売上管理をしただけ。なので実際の決済の使い勝手はわからない。

そして、実は、私が携わっていたお店では楽天ペイの利用を途中でやめてしまった。理由は、通信環境が安定せずに決済ができなくなってしまうことがあったためだ。楽天ペイではLTEかwifiのどちらかの通信環境をスマホで使う仕組みで、当時お店にはwifiも飛ばしていたのだが、現場にいる従業員がネットワークまわりにあまり詳しくなくて、wifiが切断してしまった時の対応が上手くいっていなかったようだった。運が悪くてLTE(auやsoftbank、docomoなどの携帯電話用の通信回線)の環境もあまり良くなかった模様。その結果、従来型の別のカード決済代行会社と契約して、専用のカード決済端末(昔ながらの大きなもの)を利用することになった。手数料は楽天ペイより高くなってしまったが、お客様に迷惑をかけてしまうことのないように安定性を重視してそちらを選択。(昔ながらの、というのはこういう端末↓)

でも、今回の選択は、自分が現場にいたらしないのに、と私はもどかしく思っていた。wifiを契約しているのに通信が安定しないことなんて設定をきちんとしていればほとんどないと思っている。自分が今後もし個人でお店を持つようなことがあれば、やはり楽天ペイを導入すると思う。当時の飲食店では楽天銀行も利用していなかったのだけど(楽天銀行を利用したほうが翌日入金で振込手数料無料になるなど何かとお得)、私個人は。楽天銀行の口座も楽天証券の口座も持っていて、楽天の経済圏に取り込まれている人間なので、それを有効に利用したいということもある。その時はカード決済だけでなく、アプリ決済や電子マネー決済も積極的に取り入れたい。

その辺りの思いはこの記事にも書いたとおり。

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楽天ペイのカード決済について、みなさまの参考になればと思います。

 

 

 

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wmpicaco

2人の子どもを育てるアラフォーのワーキングマザー。転職経験なしの会社員。自分が本当にやりたい仕事はなんなのか?を模索しながら暮らしています。 詳しいプロフィールはこちら
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