ミニマリストしぶさん「手ぶらで生きる」を読んで取り入れたいと思ったこと

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読書

こんにちは、ワーママpicaco(@wmpicaco_)です。

twitterで見かけて気になった「手ぶらで生きる」という本を読みました。定期的にこういう、断捨離系の本を読んで気を引き締めないと、気づいたら物が増えていて(特に幼児2人の洋服おもちゃ類)家が散らかりがち。さらにこの本では「ミニマリスト」の考え方として、物だけでなく時間や思考、人間関係に対しても「ミニマル」(=必要最小限)を意識し、「より少なく、しかしよりよく生きる」ことについて語られていて、自分に取り入れたいなと感じることも多かったので、記録としてまとめてみます。


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1 ミニマリストしぶさんとは?

1995年生まれの男性で、ほしいものはなんでも手に入る超裕福な家庭に育ったが、中学時代にお父さんの自己破産からご両親が離婚。一転して欲しいものが買えなくなり、自分は不幸だとお金のことばかり考えて過ごすようになったそう。そんな時代を経て、19歳の時に必要最小限で幸せに暮らす考え方に目覚め、現在は家賃2万円の家で生活費7万円で「ミニマリスト」としてその考え方を広めるべく、事業を展開している方だそう。

本では彼の生活が紹介されていて、ちょっと極端で、家庭を持つ私には合わないかな?と思う部分もあったが…

例えば、以下のような内容。

冷蔵庫は持たない。常温保存できる食材や、毎日スーパーで買う新鮮なものだけを食べる。

食事は一日一食。朝と昼はサプリと一緒に取るドリンクのみ。

床で寝る。(のちにインフルエンザになったことがきっかけでマットレスを買ったそうだが、それも毎日は使わないらしい!)

読み進めるうちに、これは合わないけど、この考え方は同意する、取り入れたい、という部分も多く出てきた。以降は私が共感して取り入れたいと思った内容を紹介する。

 

2 収納は持たない

収納に入れる物=隠したい物。隠すということは、物になにかしら問題がある状態。
私も元々、「収納のための家具や箱類」はできるだけ持ちたくないと思っていて、大体の物は作り付けの収納に入れるようにしている。「収納のための何か」を用意すると、そこに入るだけ物が増えていく、というのもこの本に書かれていて、前々からその通りだと思って避けてきた。それでも、特に子供のおもちゃ類などはどうしてもしまいきれなくて収納の箱を用意してしまっている。さらに、「隠したいものを収納に突っ込む」ということをよくやってしまっていて、これを読んで改めて、収納に隠しまくっている物の要否自体を見直そうと思った。

3 悩む暇があったらさっさと買う・捨てる

必要かどうかは手にして初めてわかるし、必要がないとわかればすぐに売るなり手放せばいい。
不要なものはすぐ手放す、というのは心がけていたけど、直感でほしいと思ったらすぐ買っていいんだ!というのはちょっとした気づきだった。実際、欲しいものは買って、使って不要になったらすぐにヤフオクで売る、というのは行っているのだが、改めて、これでいいんだな、と迷いがなくなった。もし買ったものが自分に合わなかったら、その事実がわかること自体が成長だし、その経験を共有したりすることで新たな価値も生まれる。
他にも、本に出てきた「迷う物はなくても大丈夫な物」「ほしい、捨てててもいいんじゃないか と感じた直感はほぼ当たっている」という言葉も印象に残った。

 

4 物を選ぶときに見栄を捨てる

物を買う時、問題なのは欲しいと思った時の理由。物欲の正体が、他人からよく見られたい、という見栄の場合は要注意。
例えば他人の目を意識しながら服を選んでいるとしたら、自意識過剰。他人はあなたのことをそこまで気にしてない。自分の持ち物は完全に自分本位で選んでいい。
これは本を読んで一番、自分を見直そう、改めようと思った部分。私は結構、他人の目を気にして物や行動を選んでいることがあるんじゃないかと思っている。
著者は服を「制服化」して全く同じ服を2~4着持ち、毎日同じ服を着ているらしい。コーディネートを考える手間や時間を省ければ、その分のお金や時間を他のことに活かせるから、とのこと。そこまで徹底したいとは思わないが、増えがちな洋服、バッグ、靴などファッションについても厳選した最小限を目指そうと思う。子供の物も、またしかり。

5 「ちょっと好き」ではなく「大大大好き」と思えるレベルの好き を大事にする

好きを突き詰めるには「100の大好きリスト」が役に立つと書かれていたのが印象に残り、早速自分の「100の大好きリスト」を作り始めたのだが… なかなか100個も大好きなものが思いつかない!ある程度の時間をかけてじっくり悩んで、本当に100個「大好き」と言えるもののリストが作れたら、確かに何かがレベルアップできる気がする。時間をかけて作っていこうと思った。

著者のミニマリストしぶさんのやり方をそのままマネるのではなく、自分にとっての「ミニマル」が何なのかを追求し続けることこそが、この本で主張されている考え方なのだと思った。日々何となくそこにある物を買ったり使ったり、情報に左右されたり、考え方を取り入れたり、するのではなくて、意思を持って自分で厳選したモノ、コトに囲まれて生きたいと改めて思わせられる本でした。皆さまの参考になれば、と思います。

 

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wmpicaco

2人の子どもを育てるアラフォーのワーキングマザー。転職経験なしの会社員。自分が本当にやりたい仕事はなんなのか?を模索しながら暮らしています。 詳しいプロフィールはこちら
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