毎日料理をしているワーママが「自炊力」を読んで改めて気に留めたことメモ

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読書
こんにちは、ワーママpicaco(@wmpicaco_)です。
フードライターである白央篤司さんが書かれた「自炊力」を読みました。この本は料理以前に食生活や栄養についてのスキル「自炊力」について、自炊のハードルが高いと思っている人にもわかりやすくまとめられた本。私はほぼ毎日料理をしている主婦で、自炊力は既に身についているほうだと思うけれど、あえてこの本を読むことで改めて気づきを得ることも多く刺激になったので、その読後メモをまとめます。

1 「自炊力」とは?

白央さんは「自炊力」を以下のような能力の総合力、と定義している。(「はじめに」より抜粋)

・自分で買い物に行って、その場で献立を決められる

・食材の質と値段のバランスを考えつつ買い物ができる

・そのときに買ったもの、家にすでにあるもの取りまぜつつ、数日分の献立を作り回していける

・なおかつ栄養バランスを考えられる

自分では普段、当たり前にやっていることだけれど、改めて言語化されてみると慣れない人には難しい能力なのではないかと気が付く。家事の中で「ごはん作り」が負担の高いものとして取り上げられやすいのは、単に「調理をする」こと以外に、こういった付随する必要能力や作業そのものが多いから所以だとつくづく思う。

2 実践したいと思ったこと

以下のポイントは、私がこの本を読んで、実生活に取り入れたいと思ったこと。自炊が当たり前にできているとはいえ、新たな気づきは多い。

 

冷凍野菜は、旬の時期に適切に冷凍され管理された冷凍野菜は、旬でない時期の生鮮野菜より栄養価が高いこともある。価格も年間を通じて安定している。
旬の生の野菜が一番良いというイメージを持っていて、冷凍野菜はなんとなく敬遠してほとんど使ったことがなかったのだが、意外と利点もあるんだなと知った。上手く取り入れていけたらいいかなと感じた。

 

食材や調味料の保存方法や利用方法については、パッケージの注意書きをよく読むことが大切。開発、製造したプロによる注意点とアドバイスは知っておいたほうが良い。今までパッケージをじっくり読むことなんてほとんどなかったけれど、常温でしばらく保管してしまった調味料のパッケージをふとみたら「開封後は冷蔵庫で保存」と書かれていて捨てることになってしまった経験も、確かにある。プロによるアドバイス、と捉えるとそのとおりだ。

 

お米の冷蔵保存。お米は精米してからできるだけ時間が経たないほうが美味しく、可能なら冷蔵保存が良い。これは知っており、実践していた時期もあったのだが、冷蔵庫の空きスペースが確保できなかったりして最近またおざなりになっていた。改めて実践したい。

 

きのこの冷凍保存。きのこは常に常備するほどよく使うが、冷凍保存するという発想がなくて、ダメにしてしまうことも多かった。冷凍すれば無駄なく使えると知り、今後は取り入れたい。

 

ピーマンと大豆のエスニック炒め。
作ってみたいと思ったレシピ。ピーマンと大豆を炒めて酒を振り、かるく小麦粉を振ってナンプラーで炒めるだけ。ナンプラーは買い置きがあるものの、利用するレシピのレパートリーがほとんどなかったのもあり、いいなと思った。お弁当にも使えそう。

 

豆乳とベーコンのスープ。そういえば豆乳は以前よく使っていたのに最近は使っていないなあ、と思い出した。

 

減塩について。日本人の食生活は塩分が多くなりがち。毎回意識して塩分を控えるようにしたほうが良い。塩分の取りすぎは、生活習慣病、高血圧などの原因となる。
知ってはいることで、普段から薄味の料理を心掛けてはいるけれど、子供がつい調味料をかけすぎたり、そのほうが食がすすんだりして気が緩みがち。改めて、減塩はすればするほど良いんだなと意識するきっかけとなった。

3 料理スキルをより向上するために

一通りの料理はできるものの、料理スキルをもっと向上させたいという思いは常にある。そんな中、本に書かれていたアドバイスが参考になった・
お気に入りの料理家さんを見つけると良い。顔が好き、キャラが好きとかで良い。
・料理本よりもテレビ番組の録画が良い。焼き加減や料理独特の表現を映像で学ぶことができるため。また、テレビの老舗料理番組は研究を重ねわかりやすく作られている。料理だけでなく盛り付けやお皿の選び方など様々な視点からか工夫されているのでネット動画よりオススメ。
子どもが生まれる前は、よくテレビの料理番組を見ていたことを思い出した。最近はそんな余裕はなく、ネットでもいくらでも見られるしな~などとも考えていた。テレビ番組のほうが良いというのは言われてみれば確かにそうかもしれない。またお気に入りの料理家さんやテレビ番組を見つけたくなった。

4 子供に「自炊力」を身につけさせたい

「自炊力」が自分にあるかないか、というと既にきちんとあるので、そういう意味ではこの本で学ぶ必要性と言うのはなかったのだが、自分の子供に「自炊力」を身につけさせたいという観点でも勉強になった。

台所育児」という本も読んだりして子供に料理をさせたいという思いはあるものの、なかなか現実では生活に追われて余裕が持てていない。将来、子供が自律したときに、健康的な食生活ができるように導きたいなと改めて思わさせられた。

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私のように、「自炊力」が既にある主婦の方でも読んでみると気付きがあると思います。参考になれば、と思います。

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wmpicaco

2人の子どもを育てるアラフォーのワーキングマザー。転職経験なしの会社員。自分が本当にやりたい仕事はなんなのか?を模索しながら暮らしています。 詳しいプロフィールはこちら
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