子どもをやる気にさせるヒントに…Z会進学進学教室長野先生の「励ます力」を読んだ

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育児
こんにちは、4歳と6歳の2児育児中のワーママpicaco(@wmpicaco_)です。
上の子が小学生になり、我が子に勉強を教える難しさを実感しています…
親の言うことには反発するし、なかなか前向きに取り組ませることができない。そんな中、ヒントを得るために、Z会進学教室渋谷教室長の長野先生の著書「励ます力」という本を読んだのでそのことをまとめます。

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1 あたりまえのことこそが褒める部分

あたりまえのことを褒める」ということは自分はできていない、とハッとした文章。
サッカー教室の例をあげて、「こどもたちは、そう!と認められるのが嬉しくていきいきとボールを蹴っている」と説明されていたのがわかりやすかった。
「そう、よく起きた。そう、よく食べた、そう!今日もよく学校から帰ってきた、と褒めるぐらいがちょうど良い」このような接し方こそが、「ありのままの存在を尊重し認められている」と子どもに感じさせられる行動なのだろうと思う。実践していきたい。

2 静かに伝える

わかっていてもできない時がある… 大声を出して怒鳴っても、子供の耳に全く入っていないと感じることは多い。それでも、感情が勝って大声を出してしまうことがある。
長野先生は生徒をまったく怒鳴ったりしないそうだ。
静かに伝えれば静かな反応が返ってくる」そうかもしれない。静かに伝えると全く響いていない気がして、どんどん声が大きくなってしまうのだが、声を大きくしたからといって伝わるわけではない。
「感情的にならないこと。相手に原因があるのではなく、自己のエネルギーの上昇が原因だという事実さえ冷静に見ておけば、怒りを誘発した相手と爆発寸前のあなたのあいだに、もう1人高いところから自分をみているあなたがうまれます。そこに救いが出てくるでしょう。かっとなっている状態を冷静に眺めてみる。
アンバーマネジメントの手法でカッとなったら黙って6秒数える、などとよく聞くが、それとも通じる内容だ。まっとうな考え方で理解はできるのだが、いざ大騒ぎで悪ふざけをし続ける我が子達を目の前にすると…難しい。
私にできることは、定期的にこういった考え方を勉強することで、自分を律して行くことかなと思っている。
「はじめはうまくいかないかもしれないけれど、いずれ何かが変わってくる。」この言葉をを信じて精進しよう… と思った。

3未熟な自分を認めること

子供との信頼関係を作ることで、「この人の前では輝かしい自分でありたい、と本来の高貴さを思い出させること
それができれば苦労はしないよ..と思いつつ、目指すところとして認識しておいて損はない。
これに関連して、他にも心に残る文章があったので記しておきたい。

 

・人間は未熟な自分もまるごと信頼してくれる他者の存在によって、徐々に自己信頼を獲得していく。
・自分の弱さを愛せたことで、他者のまごまごした様子を目撃しても、あああんな風になることってあるよなと非常に温かい感情を持つことができる。
・他者を憎んでしまう大きな原因の1つは、本当の意味で自分を愛していないところにありがち。

本の中には、読んでいて少し違和感を感じる部分もあった。

 

例えば、「電車の中で小さい子供が暴れていて、母親がスマホに夢中で一切注意を与えなかった」というエピソードを例に出している部分では、「叱り方次第で子供が礼儀正しくできる」というニュアンスに受け取れて、小さな子供を育てている母親の立場からしたら、そうは簡単に行かないよ、という気持ちになった。私自身、実母にスマホを批判された経験などから、母親のスマホ批判はどうしても素直に受け取れない。スマホで授乳記録をつけたり、必死で子供の体調不良、病院について検索しているかもしれないのに…

 

それでも、「励ます力」という題名のとおりに、子育てで子どもをどうやる気にさせていくか、という働きかけかたの観点でヒントになる考えが多く散りばめられている本だと感じまた。
参考になれば、と思います。
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wmpicaco

2人の子どもを育てるアラフォーのワーキングマザー。転職経験なしの会社員。自分が本当にやりたい仕事はなんなのか?を模索しながら暮らしています。 詳しいプロフィールはこちら
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